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自動運転車とVRコンテンツを連動、観光情報を提供—KDDIと飯田市が実証実験へ
KDDIと長野県飯田市は、11月3日に飯田市で開催される「飯田 丘のまちフェスティバル」に、一般公道を自動運転車で実際に走行し、自動運転用の3Dマップと連動したVR(仮想現実)コンテンツを視聴体験できる実証実験を実施する。
自動運転車に乗車中、VR機器を通して走行場所に合わせた観光情報が表示される体験について実証する。
フェスティバルで、日本で初めて既存の信号機を撤去してラウンドアバウトを実現した「東和町ラウンドアバウト」において、一般公道をレベル3の自動運転で実際に走行し、3Dマップと連動したVRコンテンツの視聴体験してもらう。一般を対象に、自動運転乗車時に、3Dマップと連動して走行場所や沿道風景に合わせた観光情報を、VR機器を通じて表示するVRコンテンツ体験と、アンケートによるフィードバックを取得する。
実証にはアイサンテクノロジー、ティアフォー、シナスタジアが協力する。
また、飯田市とKDDIは地域活性化を目的に、XRや自動運転技術を活用する包括協定を締結した。5G時代を見据え、飯田市とKDDIは協働でXRや自動運転などの先端技術やノウハウを活用し、飯田市の伝統文化と最新技術を組み合わせたサービスの共創を推進していく。