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BMW 7シリーズ、日本の匠とドイツのクラフトマンシップが融合した限定車発売へ
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、『7シリーズ』に日本の匠とドイツのクラフトマンシップが融合した限定車「ピュアメタルエディション」を設定し、2021年1月29日午前11時より、BMWオンラインストアにて、2台限定で発売する。
ベースモデルは、最先端の運転支援システムを搭載した7シリーズの中でもよりラグジュアリーな「750Li xDrive エクセレンス」。オーダーメイドプログラム「BMWインディビジュアル」の手作業による最高品質のピュアメタルシルバー塗装の外観と、人間国宝である奥山峰石氏が高度な打込象嵌の技法で加飾を施した銀板トリムがおりなす深い芸術性とラグジュアリー性を極めた限定車だ。
BMWインディビジュアル ピュアメタルシルバーは、重厚なメタルの塊感と、磨き込まれた表面の美しさが特徴。塗料の粒子密度向上に加え、手の込んだ厚みのある塗装面と、高い平滑性という高度な技術により実現している。
インテリアは、最高品質のBMWインディビジュアル フルメリノレザー スモークホワイト/ナイトブルーの採用に加え、奥山峰石氏が手がけた鍛金・象嵌細工を施した銀板トリムを採用している。その技法は赤銅(金と銅の合金)による繊細な文様を切り抜き銀板に接合し、木槌や金槌で叩いてめり込ませて仕上げるという高度なもの。表面の処理後に、赤胴部分が青みを帯びた艶やかな黒の文様として浮かび上がることで、洗練された日本画の世界観、日本人の美意識を感じさせる。トリムに描かれるのは、福島県にある三春滝桜の枝垂れ桜。冷たいメタルの上にも春を待つ自然の息吹が感じられ、日本人の心の琴線に触れる印象的かつ芸術性の高い作品となっている。
また限定車は、後席にエグゼクティブラウンジシートおよびBMWインディビジュアル クールボックスを標準装備。シャンパンボトル等が収納可能で、さらに奥山氏による槌目打ちの純銀製カップに桜の花の文様をあしらった専用カップ2個を特別に装備する。侘び寂びのある冬の桜の枝のトリム装飾と、桜の花が咲く純銀製カップとのコントラストが、季節の移ろいを愛でる至高のラグジュアリードライビング体験を演出する。
価格は2650万円。納車は2021年春頃を予定している。
なお限定車は、12月22日より2021年1月8日(2021年1月1日から1月3日までを除く)まで、BMWグループテラス(東京都千代田区)にて展示。その後、一部のBMW正規ディーラーでも展示を行う予定だ。