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渋川市で路線バスの自動運転公道実証実験を実施

  • 《画像提供 群馬県》

群馬大学は12月15日、群馬県からの受託研究契約に基づき、路線バスでの自動運転公道実証実験を実施すると発表した。

今回の実証実験では、関越交通の協力を得て、渋川市内循環のバス路線で臨時便として運行し、導入に向けた課題を確認する。実施期間は2021年2月22日から3月5日まで。

実証実験では、関越交通の既存の路線バス車両に、群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センターがGPS受信機や信号検出用カメラなど、自動運転に必要な機器をキット化したものを装備する。運行での手動運転と自動運転の割合を確認するとともに、手動走行となったエリアの対策を検討する。運行ルートは渋川市内循環で、約3.2km。

実証実験に合わせて、渋川市が「マイクロツーリズム推進モニターバスツアー(第2弾・早春編)」、「自動運転バス乗車モニターを募集」を実施する。