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オートバックスの運転見守りサービス、パイオニアの先進安全運転支援システムと通信ドラレコを採用
パイオニアは12月17日、先進安全運転支援システム「インテリジェントパイロット」と通信ドライブレコーダーが、オートバックスの高齢者向け運転見守りサービス「くるまないと」、社用車・公用車向けの「くるまないと for Biz」の追加サービスおよび対応デバイスとして採用されたと発表した。
同社のインテリジェントパイロットと通信ドライブレコーダーに加え、プレミア・エイドの緊急通報サービスも新たに採用されたオートバックスの「くるまないと」「くるまないと for Biz」は、12月17日よりオートバック公式オンラインサイトにて先行予約を開始した。
近年、高齢運転者による交通事故が社会問題となっており、運転免許更新時の高齢者講習の制度変更や、運転免許の自主返納など対策が取られている。その一方で、家族と離れ、公共交通機関が整っていない地域に在住の高齢者にとって、クルマは食料品の購入や通院など生活に欠かせない移動手段となっている。
くるまないとは、センサーを内蔵した機器をクルマに取り付けることで、そのクルマの位置情報や移動情報を家族に提供。オートバックスでは、高齢者向けを主としたサービス「くるまないと」と、社用車・公用車向け「くるまないとfor Biz」を展開している。
インテリジェントパイロットは、パイオニア独自のデジタル地図データと長年収集したプローブデータを活用し、事故多発地点、ヒヤリハットにつながる急減速多発地点などのプローブデータ、天候、運転傾向などから統合的に事故や危険を予測。個々の車両が現在置かれている状況に合わせて注意喚起や警告を行う。
今回、オートバックスの運転見守りサービス「くるまないと」「くるまないと for Biz」にパイオニアのインテリジェントパイロットと通信ドライブレコーダーが採用されることで、衝撃を検知した際の映像記録や危険挙動時の運転者への警告、専用アプリケーションによる運転診断や詳細データを可視化できるようになった。
緊急時にはプレミア・エイドのコールセンターより、位置情報(GPS情報)と事故映像を確認し、直接運転者に電話を行い、状況に応じて救急車の要請などを行うほか、家族や企業の管理者には緊急通知を配信する。