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BMW最小SUV『X1』、次期型PHEVを初スクープ
BMWは現在ラインアップ最小クロスオーバーSUV、『X1』次期型を開発しているが、そのプラグインハイブリッドモデルの開発車両をカメラが初めて捉えた。
キャッチした車両は、現行モデルよりわずかにボディが拡大されている様子が伺えるほか、『4シリーズ』のようなメガグリルの代わりに直立したワイドなキドニーグリルを装備している。またサイドまで回り込むラウンドしたヘッドライトのアウトライン、新設計されたLEDテールライトが確認できる。
次期型では、『1シリーズ』新型でデビューしたFWDプラットフォーム「FAAR」のアップデートバージョンを採用、コンベンショナルな内燃機関からフルエレクトリックまで対応する。また流行のクーペルーフスタイルへ刷新されるほか、剛性を強化し、ドライビング・ダイナミクスや安全性能が大幅に向上するとみられる。
フロントドアに「Hybrid Test Vehicle」のステッカーが貼られていることからも、この車両はPHEVと思われる。現行型PHEVは、1.5リットル直列3気筒エンジンと電気モーターを搭載、最高出力220ps、最大トルク385Nmを発揮、6速ATと組み合わされる。次期型ではこのパワートレインがキャリーオーバーされる可能性が高いが、その効率とパワーを改善してくる可能性もありそうだ。
X1次期型の発売は2022年にスケジュールされており、ワールドプレミアは2021年内が有力だ。