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ルノー カングー のメルセデスベンツ版、『シタン』…次期型を2021年発表へ
メルセデスベンツは11月16日、小型商用車の『シタン』(Mercedes-Benz Citan)の次期型を、2021年後半に初公開すると発表した。
現行シタンは2012年4月、メルセデスベンツの新型LCV(軽商用車)として誕生した。メルセデスベンツを擁するダイムラーとルノーグループの提携効果を生かし、ルノーのLCV、『カングー』をベースに開発されたのが、シタンとなる。
シタンとカングーとの違いは、フロントマスクだ。スリーポインテッドスターを配したグリルやヘッドランプは、シタンの専用デザインとなっており、メルセデスベンツ車の一員との主張を明確にした。
ラインナップは、カングーに準じる。ホイールベースや全長の違いによって、「コンパクト」、「ロング」、「エクストラロング」の3タイプを設定した。ボディの種類はパネルバンを基本に、商用ユースに対応した各種モデルを用意する。また、乗用ミニバンの『シタン ツアラー』もラインナップした。
メルセデスベンツは、このシタンの次期型を、2021年後半に初公開する予定だ。ルノーは11月12日、新型カングーを欧州で発表した。すでにメルセデスベンツは、シタンの次期モデルを、ルノー日産三菱と共同開発すると発表しており、次期シタンも新型カングーと車台などを共用すると見られている。