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リンスピードが完全自動運転EVを小型化、ラストマイルに対応…CES 2019で発表へ
リンスピード(Rinspeed)は10月22日、米国ラスベガスで2019年1月に開催されるCES 2019において、コンセプトカーの『マイクロ スナップ』(microSNAP)を初公開すると発表した。
リンスピードは、フランク・M. リンダークネヒト氏が1977年、スイスに設立したエンジニアリング会社。主に、ドイツ車のチューニングを手がける。スイスで開催されるジュネーブモーターショーでは毎回、斬新なコンセプトカーを出品し、注目を集めてきた。
CES 2019で初公開予定のマイクロ スナップは、1年前のCES 2018で発表した『スナップ』の発展形。スナップは未来の完全自動運転車を提案したEVコンセプトカー。その最大の特徴は、シャシーからボディが脱着できる設計となっており、用途に合わせてボディを載せ替えられる点。例えば、荷物を運ぶなら商用トラックボディ、人が乗るなら乗用ボディなどがある。乗用ボディは、オフィスとして地面に置いて使うことも想定する。
マイクロ スナップは、スナップのコンセプトはそのままに、ボディサイズをルノーのシティコミューターEV、『トゥイジー』(全長2337mm、全幅1191mm、全高1461mm)と同等まで小型化。シャシーとボディをつなぎ合わせて同時に充電する新機能も採用する。リンスピードはマイクロ スナップについて、都市部の配送におけるラストマイルに対応させた、としている。