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メルセデスベンツ Sクラス の電動SUV「EQS SUV」コックピットを初激写
メルセデスベンツ『Sクラス』の電動SUVバージョンとなる『EQS SUV』が開発中であることをスクープサイト「Spyder7」が伝えたばかりだが、今回はそのプロトタイプ車両のコックピットを撮影することに成功した。
メルセデスベンツはすでに『EQE』と『EQS』にクロスオーバーSUVを設定することを発表しているが、スクープショットからは順調に開発が進んでいる様子が伺える。
捉えたプロトタイプは依然として厳重なカモフラージュだが、スイープバック(後退角)ヘッドライトからつながるグリルを装備、コンパクトなエアインテーク、緩やかに傾斜したルーフ、フロントガラスなどが見てとれる。
また丸みを帯びたショルダーライン、フラッシュマウント・ドアハンドルを装備、フロントフェンダーには充電ポートのようなものも確認できる。さらに角張ったリアウィンドウ、ルーフスポイラー、フェイクのエキゾーストカットアウトのようなものも装備している。
注目はコックピットだ。自立型デジタルインストルメントクラスタ、Sクラス新型のようにセンターコンソールから立ち上がるインフォテインメントシステム、おなじみのステアリングホイールを装備する一方、タービンスタイルのレジスター(通気孔)、金属トリムなど独自デザインも確認できる。
EQS SUVは、電気自動車向けび「EVA」(エレクトリック・ビークル・アーキテクチャ)プラットフォームを採用。EVパワーユニットの詳細は不明ながら、EV航続は最大700km(435マイル)を超えるとも噂される。
性能は謎のままだが、セダンのEQSで最高出力400ps、最大トルク600Nm以上のパフォーマンスを発揮すると予想されており、EQS SUVでも引き継がれる可能性が高い。
ワールドプレミアは、EQSが2021年内、EQS SUVは2022年内に行われると予想される。