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メルセデスベンツ Aクラス 新型、対話型インフォテイメントシステムを初採用—MBUX
メルセデス・ベンツ日本は10月18日、全面改良した『Aクラス』(Mercedes-Benz A-Class)の受注を開始した。内外装を一新したほか、メルセデスベンツとして初めて対話型インフォテイメントシステム『MBUX(メルセデスユーザーエクスペリエンス)』を搭載したのが特徴。
MBUXはタッチスクリーン操作対応の10.25インチワイドディスプレーや自然対話型音声認識機能を備えたボイスコントロールなどで構成され、人工知能による学習機能で特定のユーザーに個別に対応する能力を備えている。
ダイムラー社の研究開発部門でMBUXユーザーインタラクションコンセプト担当マネジャーを務めるトビアス・キーファー氏は同日都内で開いた新型Aクラスの発表会で、「ボイスコントロールはハンドルのボタンを押してから『ハイ、メルセデス』と呼び掛けるだけでスタートする」と紹介。
ボイスコントロールは目的地入力や電話呼び出し、メッセージの入力・読み上げなどのほか、車内のエアコンやヒーター、照明の調整などにも対応。
また自然言語認識機能や人工知能の搭載により「『寿司屋を探して』と具体的な指示だけでなく、『おなかがすいている』というだけでレストランを探して欲しいと理解することができる」ほか、クラウドと車載コンピューターの両方で音声認識していることから「インターネットに接続できない状況でもボイスコントロールを使うことができる」とキーファー氏は解説する。
日本に導入される新型Aクラスのパワートレインは、4気筒1.33リットルの直噴ターボガソリンエンジンを搭載。価格は322万~362万円で、納車開始は12月以降を予定しているという。