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ルノー ゾエ、欧州ベストセラーEV奪還なるか…次期型は何が変わる?

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ルノーの小型EV『ZOE(ゾエ)』次期型プロトタイプを、初めてカメラが捉えた。2018年上半期の欧州販売実績において、ベストセラーEVの座を日産『リーフ』に明け渡したが、次期型で反撃に出る。

捉えた車両のカモフラージュは、現行リーフのプロトタイプが発表前に目撃された時とよく似ている。そのカモフラージュから覗くのは、現行モデルより大型化されたヘッドライト、台形型メッシュエアインテーク、新デザインのサイドミラーやホイールだ。キックアップされたベルトラインや全体のシルエットは継承されるようだ。

キャビン内も撮影することができたが、大部分が布で覆われているためディティールは不明だ。大型のインストルメントクラスタを装備しているように見える程度か。

パワーユニットは不明だが、強力な加速を持つ「R110」電気モーターは、キャリーオーバーされる模様。現行モデルは最高出力109ps、最大トルク225Nmを発揮。0-100km/h加速10.2秒で駆け抜け、1回の充電で最高300kmの航続距離を実現する。次期型では出力、航続とも進化する可能性が高い。新たな機能としては、急速充電システム「CCS」が導入されるだろう。

「欧州ベストセラーEV」返り咲きを狙う次期型の登場は、2019年以降となる。