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零下25度の挑戦!…自動運転フォークリフトの実証実験 豊田自動織機とニチレイロジ

  • 《写真提供 豊田自動織機》

豊田自動織機。ニチレイロジグループ本社は10月8日、冷凍倉庫内の厳しい作業環境下でフォークリフト作業の自動化を実現するため、冷蔵・冷凍自動運転フォークリフトの実証実験を開始したと発表した。

10月から2021年9月まで、ロジスティクス・ネットワーク品川物流センターで冷凍環境下における実証実験を行い、機台の耐久性、同一機台での冷蔵・冷凍ゾーン間の移動、有人フォークリフトとの共存を検証する。

深刻な労働力不足解消や、低温環境下での作業者の負担軽減、現場作業の標準化を図るため、自動運転フォークリフトの導入を目指す。

マイナス25度の冷蔵・冷凍ゾーン間の移動では、急激な温度変化によって発生する結露やもやが機台、走行に影響するため、自動運転フォークリフトの活用は困難とされていた。今回、これに対応した機台を国内で初めて実用化、実証結果から抽出される課題を元に改良して製品化を目指す。