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初のタッチスクリーンとワイドグリル採用?BMW X2 改良新型、登場は2021年内か
BMWのコンパクトクーペSUV『X2』改良新型プロトタイプを、Spyder7のカメラが鮮明に捉えた。
X2は2018年、『X6』、『X4』に続いて投入されたSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)モデルで、これが初の大幅改良となる。改良新型では、『X1』に加えられた最新の変更を反映し、スタイリングの更新とテクノロジーがアップグレードされる予定だ。
プロトタイプは、未だ厳重なカモフラージュが施されている。しかし、現行型より広がった新LEDデイタイムランニングライトを装備していることがわかる。また偽装されているが、キドニーグリルは明らかに大きく変更されている。
ヘッドライト下のLEDフォグランプはステッカーで、市販型では下部のエアインテークに統合されると予想される。
またリアエンドでは、ディフューザー、ルーフスポイラーを刷新するほか、最終的にはテールライトのグラフィックもリフレッシュされることになりそうだ。
コックピットでの大きなニュースでは、iDriveインフォテインメントシステムが、初めてタッチスクリーン機能を備えている可能性が高いことだろう。そして先進安全機能もアップデートされるはずだ。
BMWは「X2 xDrive25e」と呼ばれるプラグインハイブリッドモデルを欧州で発表したばかり。これは最高出力125hp(約127ps)を発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンと電気モーターの組み合わせによりシステム合計220hp(約223ps)、最大トルク285Nmを発揮する。EVモードの航続は57km。最高速度135km/hのパフォーマンスを発揮するが、これは改良新型でもキャリオーバーされることになる。
この新しいPHEVバージョンに加え、最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載する「xDrive18i」、および最高出力192psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン搭載の「xDrive20i」、これらのパフォーマンスがわずかに改善される可能性もあるようだ。
X2改良新型のデビューは、2021年内が有力といえるだろう。