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【BMW 5シリーズ 改良新型】ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能を全車装備、価格は678万円から
ビー・エム・ダブリューは、洗練されたデザインと高性能運転支援システムを搭載した『5シリーズ』(セダン/ツーリング)改良新型を9月28日より発売する。
◆最先端の運転支援システムを全モデル標準装備
5シリーズ 改良新型は、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した最先端の運転支援システムを全モデルに標準装備した。アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)およびレーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)などに加え、パーキングアシスタントも装備。直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、同じルートをバックで正確に戻ることができる。
また、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を装備。一定の条件下において、ステアリングから手を離して走行できるビジネスモデルへと進化している。
◆iPhoneによるロック解除/施錠、エンジン始動が可能に
コネクティビティでも、大幅な進化を遂げている。「OK,BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等ができるBMWインテリジェントパーソナルアシスタントをはじめ、Apple CarPlayにも対応したBMWコネクテッドドライブプロフェッショナルを標準装備。スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性を大幅に高めている。また、iPhoneをドアハンドルにかざすだけで、車両のロック解除/施錠、さらにエンジンの始動も可能なBMWデジタルキーも標準装備する。
◆フロント/リアは新デザイン採用
フロントデザインでは、キドニーグリルをよりワイドに一体化するとともに立体的な造形に。ヘッドライトのデザインは、L字型のLEDライトを採用することでモダンかつスポーティなイメージを強調している。リヤデザインではL字型リヤコンビネーションライトの周囲をブラックアウトすることで、精悍な印象を付与。立体的になったバンパーに、ワイドな台形型エグゾーストパイプを装備することで、高級感溢れるリヤビューとなっている。インテリアでは、スイッチパネルをすべてハイグロスブラックとすることで質感を高め、さらにレザーシートを標準装備し、高級感を演出している。
◆5シリーズ ツーリングは最大1700リットルのラゲッジルームを実現
5シリーズ ツーリングは、ラゲッジコンパートメントパッケージを初採用。ラゲッジルームの容量を通常の570リットルから、リヤシートを完全に倒すことなく最大10リットル拡大できるほか、リヤシートを完全に倒せば、1700リットルのラゲッジルーム容量を確保する。また、ウィンドウ部分のみの開閉により、小さな荷物を容易に出し入れできる。リヤにはエアサスペンションを採用。重量物をラゲッジルームに積載した際、自動で車高を調整し、最高の乗り心地と走行安定性を確保している。
◆高効率ガソリン、クリーンディーゼル、PHEVと3つのパワートレインを用意
高効率ガソリンエンジン搭載モデルは、標準出力型(最高出力185ps/最大トルク290Nm)2リットル直列4気筒エンジン搭載の「523i」、高出力型(最高出力252ps/最大トルク290Nm)2リットル直列4気筒エンジン搭載の「530i」、最高出力340ps/最大トルク450Nmを発生する3リットル直列6気筒エンジン搭載の「540i xDrive」の3モデルをラインアップする。
クリーンディーゼルエンジン搭載モデルには、環境に優しく、最高出力190ps/最大トルク400Nmを発生する2リットル直列4気筒エンジン搭載の「523d xDrive」に加え、魅力的な価格を実現した「523d xDriveエディション ジョイ+」も設定している。
プラグインハイブリッド搭載モデルは「530e」を用意する。200Vの普通充電にて約4~5時間にて満充電となり、電気のみで54km(WLTCモード)の走行が可能。2リットル直列4気筒ガソリンエンジンとの組み合わせにより、ハイブリッド燃料消費率は12.8km/リットル(WLTCモード)となっている。またエクストラブーストを初採用。システムトータルでの最高出力は先代比16%アップの294psとなり、電気モーターをスポーツ走行にも利用している。さらに、魅力的な価格を実現した「530eエディション ジョイ+」もラインアップしている。
価格はセダンが678万円から1104万円、ツーリングが749万円から1142万円。納車は10月以降を予定。