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【トヨタ ヤリスクロス】1モーターで作動する6ウェイパワーシート採用、トヨタ紡織が新開発

  • 《写真撮影 中野英幸》
  • 《写真提供 トヨタ自動車》
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  • 《写真提供 トヨタ紡織》
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  • 《写真撮影 中野英幸》
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トヨタ紡織は9月24日、新開発のシートや内装品が、トヨタ自動車の新型車『ヤリスクロス』に採用されたと発表した。

「運転席6ウェイパワーシート」(Z、ハイブリッドZに標準装備)では、前後スライド、リクライニング、シート上下の3機能を1つのモーターで駆動させ、各機能が1モーションのスイッチ操作で作動する世界初の機構を開発。3機能がそれぞれのモーターで駆動していた従来品と比較し、シート作動性能を確保しながら、構成部品の最適化と軽量化によりコンパクトSUVへのパワーシートの提供を実現した。

トヨタコンパクトSUV初となる「4:2:4分割可倒式リヤシート」(Z、ハイブリッドZ、G、ハイブリッドGに標準装備)は、リヤシートの中央部だけを倒すことにより、長尺物をスムーズに積載でき、大人4人がゆったりと乗車可能。また、シートを前倒ししたときに、シートバックとデッキボードに段差が生じないようシートの可倒部の位置を最適化し、使いやすいラゲージルームの実現に貢献した。

同じくトヨタコンパクトSUV初となる「6:4分割アジャスタブルデッキボード」(Z、ハイブリッドZ、G、ハイブリッドGの2WDに標準装備)は、載せる荷物の高さに応じて荷室床面の高さを2段階で調節でき、左右を6:4で分割できる。また、4:2:4分割可倒式リヤシートと組み合わせることで、さらに多彩なアレンジが可能。コンパクトSUVとしての荷物スペースの使い勝手向上に寄与している。

その他の内装品では、ドアトリム・カーペットなどが採用。ユニット製品(エンジン関連製品)では、ハイブリッドシステム用モーターコア、エアクリーナー、キャビンエアフィルター、オイルフィルターなども採用されている。