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メルセデスベンツ Aクラスなど、安全運転支援システムを標準装備

  • 《写真提供 メルセデス・ベンツ日本》
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メルセデス・ベンツ日本は、コンパクトモデル『Aクラス』『Aクラスセダン』『Bクラス』『CLA』『CLAシューティングブレーク』で、オプション設定としていた安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を、標準装備すると発表し、9月17日より予約注文の受付を開始した。

価格はAクラスが363万円から436万円、Aクラスセダンが373万円から516万円。Bクラスが422万円から452万円、CLAが472万円から565万円、CLAシューティングブレークが483万円から575万円。納車はCLA(クーペ/シューティングブレーク)は9月下旬頃より、その他モデルは10月以降順次予定している。

なお、今回の標準化により、メルセデス・ベンツ全モデルに安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備となった。

レーダーセーフティパッケージは、高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより周囲の交通状況をより的確に把握できるようになり、機能が大きく強化された。

「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付)」は、高速道路などの走行時、先行車を認識して速度に応じて車間距離を調節。自動再発進機能も備わり、高速道路での渋滞時に自動停止した際、30秒以内に先行車が発進した場合は自動で再発進する。「アクティブステアリングアシスト」は車線のカーブと先行車を、車線が不明瞭な道ではガードレールなどを認識し、車間を維持しながらステアリング操作をアシストする。

「渋滞時緊急ブレーキ機能」は、突然渋滞の最後尾が現れた場合などに、前走車との衝突の危険を検知。その左右などに回避スペースが無いと判断すると、即座に自動ブレーキが作動し、衝突回避または被害軽減を図る。回避スペースがある場合は、ドライバーの回避操作を優先する。

「アクティブレーンチェンジングアシスト」は、高速道路を走行時、ドライバーがウインカーを点滅させると、3秒後に車両周囲を監視しているセンサーが他の車両などとの衝突の危険が無いことを確認し、安全が確認された場合に自動で車線を変更する。

「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)」は、先行車、前を横切る車両や合流してくる車両、歩行者、路上の物体などとの衝突の危険性を感知すると、ディスプレイ表示や音でドライバーに警告。必要な場合はシステムが衝突を回避するために強力な制動力を発揮できるようブレーキ圧を高める。

このほか、緊急時にドライバーのステアリング操作をアシストする「緊急回避補助システム」や、、フロントホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングの微振動でドライバーに警告する「アクティブレーンキーピングアシスト」など、さまざまな先進安全運転支援システムを備える。