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スバル レガシィ 2021年型、後席の子どもを確認する安全システム採用…10月米国発売へ

  • 《photo by SUBARU》
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SUBARU(スバル)の米国部門は、10月に『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』に相当)の2021年モデルを米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、2万2895ドル(約243万円)と公表されている。

◆後席に子どもを置き去りにしないよう確認を促す

2021年モデルでは、安全性能が引き上げられた。ステアリングレスポンシブLEDヘッドライトが全車に標準装備された。ステアリングレスポンシブLEDヘッドライトは、ロービームとハイビームに組み込まれ、夜間の走行時の視認性を向上させる。ステアリングレスポンシブヘッドライトはコーナリング中でも、進行方向を明るく照射するシステムだ。

助手席と後席には、シートベルトリマインダーを標準化した。シートベルトが装着されていない場合、音と視覚により警告を発する。

2021年モデルには、「リアシート・リマインダー」を全車に標準装備した。これは、車両から降りる際、後席に子どもやペットなどを置き去りにしないよう、ドライバーに確認を促す安全システムだ。

◆2.4リットルのボクサーターボ

2021年モデルには、最新の「スバル・グローバル・プラットフォーム」と、上位グレードにFA24型2.4リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンを採用する。この2.4リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンは、米国仕様の場合、最大出力260hp/5600rpm、最大トルク38.3kgm/ 2000~4800rpmを引き出す。

CVTの「リニアトロニック」は、変速比幅のワイドレンジ化とともに、油圧システムの刷新により駆動力の伝達効率を高め、高い燃費性能と走行性能を追求した。独自の全輪駆動システム「シンメトリカルAWD」を全車に採用した。各部の剛性を飛躍的に高めたスバル・グローバル・プラットフォームにより、ステアリング操作に対する正確なレスポンス、快適な乗り心地、静粛性の高い室内空間を追求している。

◆最新アイサイトを全車に標準装備

2021年モデルには、先進運転支援システムの「アイサイト」の最新版を全車に標準装備した。車線中央維持制御・先行車追従操舵制御(アイサイト・ツーリングアシスト)を採用する。フロントガラスにLEDの光を投影し、アイサイト作動状態を直感的に知らせるアイサイトアシストモニターも導入した。

また、ドライバーの居眠りや脇見運転検知に加え、シートポジションやドアミラー角度、空調設定を登録したドライバーごとに自動調整するドライバーモニタリングシステムも装備した。後退時自動ブレーキにより、車両後退時の衝突回避または衝突による被害を軽減。後側方警戒支援システムにより、自車後側方から接近する車両を検知し、音と表示で警告する。フロントグリル下部に装備したカメラの画像により、車両前方の死角を減らすフロントビューモニターも装備している。

◆スマホ感覚の11.6インチ縦型ディスプレイ

2021年モデルには、最新の車載コネクティビティを採用する。11.6インチのフルHD縦型ディスプレイを備えた最新のインフォテインメントシステムを装備した。大画面に集約したさまざまな情報を、スマートフォン同様の感覚で快適に操作できる。

Apple「CarPlay」、グーグルの「Android Auto」に加えて、「SUBARU STARLINK」を充実させた。新たに、「SmartDeviceLink」に準拠したアプリに対応させており、スマートフォンのOSを問わず、さまざまなアプリが利用できる。緊急通報など従来からの安全機能に加えて、Wi-Fiホットスポットやリモートエンジンスタートなどの機能で利便性を充実させたテレマティクスサービスを設定している。