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テレマティクスクラウドサービス『「くるま-i」2』をリニューアル、車線逸脱で警告

日商エレクトロニクスは、先進運転支援システム(ADAS)を搭載し、テレマティクスクラウドサービス『「くるま-i」2』をリニューアルして11月1日に提供開始する。

今回、ADAS機能を搭載した新型ドライブレコーダーを採用し、これまでの加速度センサーによるヒヤリハットの検知、GPS位置情報の取得、動画を送信する機能に加え、新たにAI画像解析によって一定速度を超えた状態で、前方25メートル以内の車両接近時、車線から逸脱した時、逆走を検知するとドライバー本人にアラームで警告する。

200万画素Full HD(アウトカメラ)で常時録画する。液晶画面で録画映像を確認することも可能で、危険性の高い「ヒヤリハット」が起こった動画はクラウドへ自動送信され、日次や月次で運転傾向を確認できるため、安全運転の強化に役立つ。乗車時にID入力をすることで、共有車両でいつ誰が運転しているかわかるようにした。

「くるま-i」は、社有車を多く抱える企業をターゲットに事故削減を促すサービスとして2011年に販売開始した。車両に搭載されたドライブレコーダーから、稼働状況や事故発生などの情報が自動取得され、管理者はリアルタイムに状況を把握できる。

利用料金は月額2480円から。