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マセラティの新型スーパーカー『MC20』、その全貌が見えてきた…縦型ヘッドライトはF430風
マセラティは先日、『ギブリ』、『クアトロポルテ』、『レヴァンテ』の3車種に高性能モデル「トロフェオ」を設定しワールドプレミアしたばかりだが、マセラティ最大の注目株である新型スーパーカー『MC20』の最新情報をスクープした。市販型プロトタイプの姿とともに紹介しよう。
これまでのアルファロメオ『4C』を模したテスト車両や、フルカモフラージュされたプロトタイプからはそのディテールを判別することができなかったが、ついにその全貌が見えてきた。
最新のプロトタイプのフロントエンドには、マセラティの特徴的なフロントグリル、フェラーリ『F430』風の縦型ヘッドライト、大型のコーナーエアインテークを装備していることがわかる。そのほかスポーティなラウンドバンパー、ボンネットフードにはエアバルジも確認できる。
サイドビューでは、フロントフェンダー後部にエアアウトレット、アグレッシブなサイドスカートを装着。筋肉質なリアエンドには、大型のエアアウトレット、横型テールライト、デュアルエキゾーストパイプなどを装備。リアフェンダー前部のエアインテークからは、ミッドシップであることがわかる。
パワーユニットの大きな話題は、フェラーリ製から自社パワーユニットへの変更だ。MC20では、「Nettuno」の名付けられた自社製3.0リットルV型6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力は630hp、最大トルク730Nmを発揮する。
さらにV6登場後には、ハイブリッド、及びフルエレクトリックバージョンを設定する予定で、最高出力は1000hp近くまで向上される可能性もありそうだ。
MC20市販型は、9月9日から開催される「MMXX The Time to be audacious」イベントにてアンヴェールされると予想されている。