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VW ポロ 新型、半年あまりで…テクノロジーパッケージの対象グレードを拡大

  • 《撮影 小松哲也》
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フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は10月2日、『ポロ』(Volkswagen Polo)に最新世代のデジタルメータークラスターとスマートフォンのワイヤレス充電をセットにしたテクノロジーパッケージを新たにオプション設定し、販売を開始した。

テクノロジーパッケージはポロのスポーツモデルであるGTIにオプションとして初めて設定したが、今回ポロの量販グレードのコンフォートラインおよび上級仕様のハイラインにも導入することになった。

現行ポロは2018年3月に8年ぶりの全面改良を経て発売されたばかりだが、わずか半年余りでのオプションを新たに追加することに関してVGJでポロのプロダクトプランナーを務める営業本部商品企画課の堀内慎太郎氏は「ポロGTIの約9割のお客様に装着して頂いている人気のオプションをコンフォートラインやハイラインにも提供することによって、先進技術をできるだけ裾野を広げてご提供したいと考えている」と述べた。

テクノロジーパッケージのうちデジタルメータークラスターは最新世代のもとなっており、ナビゲーションマップをメーター全体に表示したり、各種情報をカスタマイズして表示することもできるという。

またセンターコンソール内に装備されるスマートフォンのワイヤレス充電は「新型ポロが初めてフォルクスワーゲンで採用した先進装備で、ワイヤレス充電規格Qiに対応しているスマホであれば充電できる」と堀内氏は解説する。テクノロジーパッケージのオプション価格は7万200円となっている。

VGJではテクノロジーパッケージとともにポロのコンフォートラインおよびハイラインに新たに有償のオプションカラーも設定した。これまで通常色だったリーフブルーメタリックとエナジェティックオレンジメタリックは3万2400円のオプション料金が追加される一方で、ダッシュボードおよびセンターコンソールのトリムライン、ファブリックシートのパイプラインがボディカラーと同色になるという。

今回の変更に関して堀内氏は「ユーザーエクスペリエンスを追求するフォルクスワーゲンのコンパクトカーにも最新のインテリアデザインを実現」と説明した。