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BMW X3、現行モデル初の大幅改良へ…2021年後半デビューか
BMWは、初の電気クロスオーバーSUV『iX3』市販型をワールドプレミアしたばかりだが、そのベースとなる『X3』がマイナーチェンジを迎える。改良新型プロトタイプの姿を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
X3は、2004年に初代が登場して以来、日本を含め人気モデルに成長した。現行モデルは2017年に登場しており、これが初の大幅改良となる。
キャッチしたプロトタイプは、フロントエンドとリアエンドを厳重にカモフラージュしている。しかし、前後バンパーが変更されているほか、グリル下部のエアインテークをスリム化、コーナーエアインテークの新デザインも一部確認できる。また完全にガードされているキドニーグリルが大型化されるかも注目だ。
LEDデイタイムランニングライトのユニットはダミーだが、テールライトはグラフィックスが刷新されている様子がうかがえる。
キャビン内では、ソフトウェアやインフォテイメントシステムを更新するほか、ギアセレクタとiDriveコントローラーが新デザインになる可能性がある。
X3改良新型のパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリン/ディーゼルターボ、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ+電気モーターのPHEVなどのラインアップをキャリオーバーするとみられる。
だが、エクステリアの刷新ととともに、これらの一部をアップグレード。CO2排出量を抑えるなどし、アウディ『Q5』、メルセデスベンツ『GLC』、ジャガー『F-PACE』、ボルボ『XC60』、アルファロメオ『ステルヴィオ』など多数の強豪ライバルに対抗していく構えだ。
X3改良新型のワールドプレミアは2021年後半と予想されている。