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テールはEクラス風? メルセデスベンツ Cクラスワゴン 次期型を初スクープ

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スクープサイト「Spyder7」では、これまで幾度となくメルセデスベンツの主力モデル『Cクラス』次期型プロトタイプを捉えているが、今回は初めて『Cクラス ステーションワゴン』のプロトタイプを捉えることに成功した。

世界的なクロスオーバーSUVの台頭は、ワゴンモデルに大きな打撃を与えたが、依然として根強い人気を誇るボディスタイルだ。欧州でも、コンパクトなシュコダ『ファビア コンビ』から、アウディ『A6アバント』などのミドルサイズまで、ステーションワゴンは続々と新型が登場している。

捉えたプロトタイプは、『マイバッハSクラス』風の垂直スラットを備えたフロントグリルを装備。2つのパーキングセンサーがグリル内に埋め込まれていることが確認できるほか、『Eクラス』改良新型や『CLS』に似たシャープなヘッドライトも見てとれる。

Dピラーが厳重に偽装されているためリアエンドの詳細は不明だが、Eクラス ステーションワゴン改良新型に似た重厚なデザインが予想されている。またテールライトは、Eクラスのような長方形ではなく、先端が尖ったデザインが採用されそうだ。

次期型のプラットフォームには、Eクラスと共有する後輪駆動プラットフォーム「MRA2」のアップデート版が採用され、ボディサイズはそのままにフットプリントが向上するとみられる。

インテリアは、デュアルスクリーンレイアウトを装備。インフォテイメントディスプレイはセンターコンソールの機能の多くを内包し、エアコントロールエリアも備える。またワイヤレス充電が可能なスマートフォン収納スペース、新設計された3スポーク・ステアリングホイールなどを装備するはずだ。

パワートレインは、48Vマイルドハイブリッドの「EQブースト」をメインとし、エントリーモデルには、最高出力185psを発揮する1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッド、最高出力192psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド、さらに100kmのEV走行を実現すると噂される直列4気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドなども予想される。

Cクラス次期型は、4ドアセダンが2020年内または2021年初頭に発表された後、ステーションワゴン、オールテレーン、クーペ、カブリオレなどが順次登場予定となっている。