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日産 マーチ、衝突被害軽減ブレーキなど先進安全技術を全車標準装備

  • 《写真提供 日産自動車》
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日産自動車はコンパクトカー『マーチ』を一部仕様向上、先進安全技術を全車標準装備として、7月16日より販売を開始した。

マーチは、1982年に初代モデルを発売して以来、38年の長きにわたり、多くのユーザーから支持を得ている。4代目となる現行モデルは、特徴的な丸いヘッドランプなど、歴代マーチのDNAである「フレンドリー」を継承したエクステリアや、ゆるやかな曲線が作りだすユニークな装いのインテリア、カラフルで多彩な11色のボディカラーなどが好評を得ている。

今回の一部仕様向上では、前方の状況を監視し、車両や歩行者との衝突回避・衝突による被害軽減を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や前進時には壁などの構造物だけでなく歩行者も検知、後退時にも障害物を検知し、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる前方・後方への急発進を抑制し、衝突回避を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」を全車標準装備とした。さらに、「ハイビームアシスト」や「LDW(車線逸脱警報)」などの先進安全技術も全車標準装備としたことで「セーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)」に該当する。

ボディカラーのラインアップは、オレンジを刷新し、新色の「プレミアムホライズンオレンジ」とした。価格は128万9200円から170万2800円。

また、オーテックジャパンも、マーチ「ボレロ」を一部仕様向上し、同日より発売した。

マーチ ボレロは、「エレガント」をテーマにマーチの内外装をトータルコーディネートしたモデルだ。エクステリアは、メッキ加飾をあしらったメッシュデザインのフロントグリルや、丸みを帯びたデザインの専用フロントバンパーを採用し、エレガントでおしゃれな雰囲気を演出。インテリアは、ボーダー柄のシート生地や、マーブル柄の専用センタークラスターフィニッシャー、さらにシルバーフィニッシャーなどを採用し、洗練された空間としている。

今回の一部仕様向上では、ワインカラーでコーディネートした従来からの「ナチュラルグレーインテリア」に加え、シックで上品な「ブラックインテリア」を新たに設定。またボディカラーは、「チタニウムカーキ」と「ピュアブラック」を追加し、全5色の設定とした。

さらにベース車同様、各種先進安全技術を全車標準装備としたことで、「セーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)」に該当する。

価格は170万5000円。