注目の自動車ニュース
BMW M4クーペ 新型に“隠し玉”モデルあり!? メガ・キドニーグリルも完全露出
開発終盤と見られるBMW『M4クーペ』新型の市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
BMWは7月に入り、同モデルのプロトタイプを公式リークしたが、フロントマスクやリアエンドは厳重にカモフラージュされたままだった。しかし今回キャッチしたプロトタイプは、縦に伸びる“メガ”キドニーグリルが初めて露出している。
そしてグリルを2分割するナンバープレート、両サイドのワイドエアインテーク、フロントスプリッター、バンパー端には縦スリットも追加されていることがわかる。またグリル右上の黒いテープの下には「M4」のバッジが隠されているはずだ。
先日発表された新型のパワートレインは、最高出力480hpを発揮する3.0リットル直列6気筒「S58」Mツインターボエンジンで、後輪駆動のほか、遅れて全輪駆動「M xDrive」が設定されるというものだ。トランスミッションは8速「Mステップトロニック」、および6速MTを採用する。「コンペティション」モデルでは、最高出力が510hpへ引き上げられる。
さらに、まだ明かされていない「隠し玉」が存在する。それが社内公称「ピュア」と呼ばれる「M3」と「M4」に設定されるエントリーモデルだ。最高出力は460hp程度に抑えられるほか、全輪駆動「M xDrive」も設定されない、文字通り“素”のM3&M4となりそうだ。
M4クーペ新型のワールドプレミアは、M3セダン新型と同時に9月と予想されている。