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【アウディ Q3 新型】事前受注300台超—2021年初頭には「RS」も投入へ

  • 《photo by Audi》
  • 《写真撮影 宮崎壮人》
  • 《写真撮影 小松哲也》
  • 《写真提供 アウディジャパン》
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  • 《写真撮影 宮崎壮人》
  • 《photo by Audi》

アウディジャパンは全面改良した『Q3』を8月19日から販売を開始すると発表した。アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長は7月7日にオンラインを通じて行った発表会で、すでに受注が300台を超えていることや、2021年初頭に高性能モデル「RS」を投入することも明らかにした。

ノアック社長は「新型Q3は2012年の初代発売以来、初のフルモデルチェンジした第2世代モデル。初代は世界全体で約140万台、日本では1万5000台を販売した。コンパクトSUVは日本で最も人気があるセグメントであり、とくにQ3が属するプレミアムコンパクトSUVは数多くのモデルがひしめく激戦区。第2世代のQ3で最も重要なことはアウディブランド初のコンパクトクロスオーバーSUVがラインアップに加わったことと、新たにディーゼルエンジンモデルを加えたことだ」と紹介した。

そのコンパクトクロスオーバーモデルとなるQ3スポーツバックと、従来からあるQ3との顧客層の違いについてノアック社長は「スポーツバックはデザイン志向の高いモデルになっているので、おそらくスポーツバックのお客様はデザインを重視される方だと思う。Q3については、どちらかといえばファミリー層向けと思う。居住空間を重視される方はQ3の方をお好みだと思う」と述べた。

その上で「すでに300台以上予注を頂いているので、本当に私たちにとって力強い追い風になっている」ことも明かした。

一方、ヨーロッパで2月に販売が開始された高性能モデル『RS Q3』に関しては「ドイツでも本当に素晴らしい評価を頂いているクルマなので、2021年の第1四半期までお待ち頂くことになるかと思うが、なるべく早く前倒しできるように今、努力している。本当にポテンシャルのある、成長の見込めるモデルなので、是非早く日本市場に投入したい」との考えを示した。

また新型コロナウイルス感染拡大に伴う販売面への影響については「今年の初めは非常に好調なスタートを切ったが、やはりコロナウイルスの影響を受けてしまった」としながらも、「アウディのディーラーは迅速にデジタル、オンラインの対応を進めた」と強調。

さらに「デジタルやeコマースは今後も続いくのだと思う。とくにQ3のようなモデルについては若い世代のお客様に向けたモデルでもあるので、こういったモデルをデジタルのメディアを使って訴求していきたい」と述べた。