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BMW M5 改良新型、ティザーイメージ…BMW MのCEOが公開
BMWの高性能車部門、BMW Mのマークス・フラッシュCEOは6月16日、自身の公式インスタグラムにおいて、改良新型『M5』のティザーイメージを公開した。
現行M5の「コンペティション」には、4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを強化して搭載する。最大出力は625hp/6000~6700rpm、最大トルクは76.5kgm/1800~5800rpmを引き出す。ベース車両のM5に対して、最大トルクは変わらないものの、最大出力は25hp引き上げられ、歴代M5で最強のスペックを獲得する。
トランスミッションは8速の「Mステップトロニック」。駆動方式は、4WDの「M xDrive」だ。通常状態では、FRを基本にしながら、路面状況や走行状態に応じて、4WDに変化する。このM xDriveはDSCをオフにした場合、走行モードは4WD、4WDスポーツ、2WDの3種類が選択可能。後輪には、アクティブMディファレンシャルが組み込まれた。
『M5コンペティション』の動力性能は、0~100km/h加速が3.3秒と、M5の3.4秒に対して、0.1秒短縮。最高速は250km/h(リミッター作動)。オプションのMドライバーパッケージでは、最高速を305km/hに引き上げることができる。
この現行M5に間もなく、改良新型がデビューする。これは、ベース車両のBMW『5シリーズセダン』に、欧州で改良新型が発表されたことを受けたものだ。BMW Mのマークス・フラッシュCEOが登場しているティザーイメージには、赤いボディカラーにブラックルーフを組み合わせた改良新型M5の姿が見て取れる。
この投稿をInstagramで見る ///M Monday! Can you guess? __________ #BMW #BMWM Markus Flasch(@markusflasch)がシェアした投稿 – 2020年 6月月15日午前10時28分PDT