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最強SUV『アルピナ XB7』、2498万円で予約受注開始…最高出力621ps

  • 《画像:ニコル・オートモビルズ》
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独アルピナ社 日本総代理店のニコル・オートモビルズは5月18日、BMW『X7』シリーズをベースとした高性能SUV、アルピナ『XB7』の予約受付を開始した。

搭載する4.4リットルV8ツインターボエンジンは、54mm径のタービンを組み合わせた2基のターボチャージャーにガソリンダイレクトインジェクションシステム、BMW製のバルブトロニックノンスロットルインテークシステムを備え、最高出力621ps、最大トルク800Nmを発生。最新世代のアルピナスウィッチトロニック付き8速スポーツATとの組み合わせにより、0-100km/h加速4.2秒、巡航最高速度は290km/hに達する。

足回りでは、アルピナ仕様にセットアップしたエアサスペンションを四輪に配し、ドライビングダイナミクスと快適な乗り心地を両立。走行状況やモード選択に応じて40mmの車高調整も可能となっている。また、すべての速度域でダイレクトなレスポンスと卓越した方向安定性を実現するインテグレイテッドアクティブステアリングを採用。低速域では後輪を前輪と反対方向に操舵して取り回しを向上、高速域では同方向に操舵して直進安定性を高める。

四輪駆動システムはBMW xDriveをベースに、トルク配分をアルピナ仕様に再設定。あらゆる条件下でトラクションとニュートラルなドライビングダイナミクスを最大限に発揮する。また、リヤに電子制御式リミテッドスリップディファレンシャルを採用。トラクションの向上はもとより、スリップ時におけるトラクションロスを最小限に抑え、適切なグリップをもたらす。

エクステリアでは、大型エアインテークとアルピナロゴをあしらったフロントエプロンによりエアロダイナミクスを最適化。高速走行時の安定性を最大限に高めている。リヤビューでは、アルピナ仕立てのV8サウンドを奏でるアルピナスポーツエキゾーストシステムと2組のツインテールパイプがリヤエプロンと美しく融合。リヤエプロン中央にはアクセントとして、ディフューザーフィンが配置されている。

インテリアでは、クリスタル仕様を取り入れたアルピナデザインのiDriveコントローラーをはじめ、ブルーライト付きギヤセレクタースイッチ、アルピナプロダクションプレート、イルミネーション付きドアシル、最高品質のラヴァリナレザー、アルピナスポーツステアリングホイールなどを装備。ディテールまで徹底的にこだわったインテリアとなっている。

日本導入モデルは右ハンドル車のみで、価格は2498万円。日本導入時期は2021年春を予定している。