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最上級のメルセデス『マイバッハSクラス』次期型がニュル出現!
メルセデスベンツのフラッグシップセダン『Sクラス』の最上級に位置する『マイバッハSクラス』次期型プロトタイプが、ニュルブルクリンクで高速テストを開始した。
キャッチした最新のプロトタイプは、1月にスウェーデン北部で捉えた車両よりボディが大幅にローダウンされており、高速走行によるサスペンションの調整をテストしているようだ。
以前と同様のヘビーカモフラージュのためディティールは不明だが、フロントエンドには、数年前に『マイバッハSクラス プルマン』で導入され、『マイバッハGLS』でも採用された垂直スラットを備えるグリルが装着されるはずだ。
またドライバーが近づくとせり出すポップアップドアハンドルを採用、ヘッドライトが再設計されるほか、テールライトはテールゲートまで伸びて視覚的インパクトが大きくなるだろう。
マイバッハSクラスは、クロスオーバーSUV『GLS』新型と『マイバッハ GLS』の関係と同様に、Sクラス新型とアーキテクチャを共有。Sクラスより7.9インチ(200mm)長い全長215インチ(5462mm)、ホイールベース132.5インチ(3365mm)は変更されないと予想されているが、キャビン内のフットスペースはさらに拡大されるとみられる。
コックピットは撮影出来ていないが、W223「Sクラス」新型が巨大な垂直タッチスクリーンを装備することが濃厚で、マイバッハSクラスでも共有する可能性が高いほか、MBUXインフォテイメントシステムのアップグレードバージョンが搭載されるはずだ。
「マイバッハS650」のパワートレインは、6.0リットルV型12気筒エンジンを搭載、最高出力630ps、最大トルク1,000Nmを発揮。0-100km/h加速は4.7秒で、最高速度は250km/hのパフォーマンスと予想される。
マイバッハSクラス次期型のワールドデビューは2021年初頭と思われる。