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アウディ版タイカンだ!「e-tron GT」市販モデルをスクープ…充電ポートは2つ
現在北ヨーロッパに拠点を置く「Spyder7」のスパイカメラマンが、アウディの新型4ドアクーペEV『e-tron GT』プロトタイプを執拗に追い続けている。
再び捉えた最新のプロトタイプは、かなり偽装も取れ、2019年に発表された『e-tron GTコンセプト』を模倣したLEDデイタイムランニングライト(市販型パーツとは断定できない)、2本のバーを装着したコーナーエアインテーク、デュアルセンサーを備えるセンターグリルが見てとれる。
リアエンドはカモフラージュされているが、市販型では左右テールライトを結ぶLEDストリップライトを配置する可能性が高いだろう。市販型では、ドアハンドルやサイドミラーなど、いくつかのコンポーネントを除いて、コンセプトモデルにかなり忠実なエクステリアが予想される。
アーキテクチャにはポルシェ初の量産EVスポーツ『タイカン』と同じ「J1」プラットフォームや、バッテリー容量を採用する可能性があるほか、タイカン同様に左右フロントフェンダーに充電ポートを装備していることも確認できるなど、アウディ版「タイカン」と言えそうだ。
EVパワートレインは、前後にモーターを搭載し、最高出力は590hpを発揮、電子制御の4WDシステムと組み合わされる。0-100km/h加速は3.5秒、12秒で200km/hに到達し、最高速度は240km/h(電子制御)のパフォーマンスを発揮する。
90kWリチウムイオンバッテリーを搭載した場合、WLTPサイクルで248.5マイル(400km)の航続となり、800ボルトの急速充電では約20分で80%レベルまで充電が完了だ。
コロナウィルスの影響でワールドプレミアは流動的だが、オンラインデビューとなる可能性もあるだろう。