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カルマ、次世代電動車向け車台を発表…自動運転車からスーパーカーまで対応
カルマオートモーティブ(Karma Automotive)は3月31日、自動運転に対応した次世代電動車向け車台の「カルマ Eフレックス」プラットフォームを発表した。
カルマオートモーティブは、プラグインハイブリッド(PHV)の4ドアスポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『レヴェーロGT』を生産・販売している。
次世代電動車向け車台のカルマ Eフレックスプラットフォームは、自動運転のユーティリティバンから、実用車、高性能スーパーカーまで、幅広い車種に対応できる柔軟性を備えているのが特長だ。
カルマオートモーティブによると、カルマ Eフレックスプラットフォームは、さまざまなバッテリーやモーター駆動ドライブシステムをカバーする最大22のバリエーションが展開可能という。カルマ Eフレックスプラットフォームにより、自動車メーカーは開発コストを大幅に抑えて、電動車市場に迅速に参入できるという。
カルマオートモーティブは今後、カルマ Eフレックスプラットフォームをベースにした電動コンセプトカーを初公開する予定、としている。