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マクニカ、自動運転関連製品の販売開始 ティアフォーと代理店契約締結
電子部品関連専門商社のマクニカは9月7日、自動運転技術開発のティアフォーと代理店契約を締結、同社の自動運転関連製品の販売開始すると発表した。
ティアフォーは、オープンソースの自動運転ソフトウェア(OS)「オートウェア」およびそれを標準実装した自動運転システムキット「AIパイロット」を開発し、2017年12月に日本初となる一般公道での遠隔制御型自動運転システムの実験を行い、レベル4(無人運転)の自動運転に成功。さらに市街地や中山間地域での近距離移動を目的とする完全自動運転の小型電気自動車(EV)を開発するなど、自動運転技術の開発と実証実験を推進している。
今回の代理店契約締結により、マクニカは、米オートノマスタッフ(AS)社の自動運転車両に、ティアフォーのAIパイロットを搭載することで、レベル4の自動運転POC(概念実証)車両を国内自動車メーカーや自動車関連部品メーカー等に向け、販売・提供する。また、大学や研究機関、新たなモビリティー市場への参入事業者等に向けても提供。今後は、通信、建設・建機、公共金融・保険・リース等の各企業、国や自治体等が取り組む自動運転技術を軸とした新たなサービスモデルの実証実験に対して、実証車両の提供から、各種ハードウェアおよびソフトウェアの組込開発支援、データ取得、解析サービス等の自動運転向けワンストップソリューションを提案していく。