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メルセデスベンツEQC、日本法人社長「チャデモ方式で日本への導入を考えている」
メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は9月6日、都内で開いた新型車発表会で、電気自動車の新ブランド『EQ』を日本にも導入する準備を進めていることを明らかにした上で、その際には急速充電仕様であるチャデモにも対応させる方針を示した。
独ダイムラーは9月4日、スウェーデン・ストックホルムでEQブランドの第1弾となる『EQC』を世界初公開した。上野社長は「日本も導入する方向で進めている」とした上で、「あとは充電方式やインフラとの兼ね合いを見ながら導入時期を考えていきたい」と述べた。
その上で「遅くとも2020年くらいにはという考え方で、前倒しができればと思っている。日本では一番安定しているチャデモ方式があるので、一部車種で長時間充電を余儀なくされてしまうものもあるかもしれないが、主要で販売していくものに関してはチャデモ方式を導入する予定。チャデモ方式でないと逆にお客様に迷惑がかかるし、私どもとしてはそれは本意ではない。車種を限定するという考えも持ちながら、チャデモ方式の導入を考えている」と強調した。
発表会では過去3か月に相次いで日本市場に導入した新型車の販売状況も披露された。6月に受注を開始した新型Gクラスについて上野社長は「8月末から納車を開始している。年内に納車可能な車両はほぼ完売している状況」と明かした。
このほか「(6月25日発売の)新型『CLS』はメルセデスベンツの今後のデザインをけん引するモデル。こちらも販売開始から大変好調に推移している。7月25日に発表した新型『Cクラス』は6500か所におよぶ改良を施した自信作で、多くのお客様に最新のメルセデスベンツの技術をご体感頂けるモデルとなっている。また従来型Cクラスの『ローレウス エディション』が今年非常に好調な販売を記録し、Cクラスの2018年の販売の進捗が2017年に対して25%程度上回る状況になっている」と述べていた。