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アウディ A7スポーツバック 新型は「スポーティでダイナミックに一新」…日本法人社長
アウディジャパンは全面改良した4ドアクーペ『A7スポーツバック』(Audi A7 Sportback)を9月6日から販売を開始すると発表した。2011年の初代デビューから7年目での初の全面改良では、外観を一新したのを始めマイルドハイブリッドを初搭載したことなどが特徴。
アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長は9月5日に都内で開いた発表会で「2011年にデビューした初代モデルは機能性を損なうことなく流麗なスタイルを実現し、セグメントリーダーとして市場で好評を博した。今回のフルモデルチェンジでスタイリングをよりスポーティでダイナミックに一新した。そしてA8と同様の先進テクノロジーを数多く搭載して安全性、快適性、スポーティな走り、効率性にさらに磨きをかけている」と述べた。
その上で「初代A7を選んで下さった日本のセンスの良いお客様は、その進化したモダンデザインと磨きがかかった走りの性能に、きっとご満足頂けるだろう」とも付け加えた。
新型A7スポーツバックはデザイン面での変更のほか、レーザースキャナーを含む23個のセンサーやカメラを備えた高度運転支援システムや48Vマイルドハイブリッドシステムといった新型A8と同じ先進技術が搭載されている。
日本に導入される新型A7スポーツバックは3リットルV型6気筒直噴ターボエンジンと四輪駆動の組み合わせで、価格は988万~1161万円となっている。
発表会にはアウディのドイツ本社でエクステリアデザイナーを務めるアマール・ヴァヤ氏もかけつけ、「新型A7スポーツバックは低くスポーティで表現力豊かなプロポーションによって、(2014年ロサンゼルスオートショーで世界初公開した)『プロローグ・コンセプト』をより忠実に再現している」と述べた。
さらに「クアトロブリスターはより大きく、アウディデザインの伝統に則ってルーフラインは大きく傾斜している。サイドから見るとウインドーエリアが上部の3分の1を、ボディが下部の3分の2を占めている。これはアスリートのようにダイナミックな美しさを生み出すために私たちが理想とするプロポーション。しかし使い勝手の良いリアシートと大きな開口部を備えたハッチバックを組み合わせることによって実用性は一切損なわれてはいない」と強調。
続けて「このクルマは自信にあふれたフロントヘッドライト、ワイドで洗練されたライトストリップを備えるリアデザインによりセグメントの中でも最もモダンな印象を与える。新型A7スポーツバックはスポーツ性、利便性、豪華さをモダンな形でひとつのパッケージに巧みにまとめている」と解説した。