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アウディ自慢の直5エンジンが唸る!『RS3』次期型、430馬力で今秋デビューへ
アウディ『A3』シリーズの頂点に君臨する『RS3スポーツバック』の次期型プロトタイプを、カメラが捉えた。
RS3スポーツバックは、2010年に2代目A3の最強グレードに加えられた(発売は2011年)。『TT RS』用の2.5リットル5気筒ターボ&4WDのクワトロ搭載というスペシャルなホットハッチとして誕生した。RS3としての2代目(現行)は2014年に登場、2016年には初めて『A3セダン』をベースとした『RS3セダン』もラインアップに加えている。
厳冬のスウェーデン北部で捉えた次期型のプロトタイプは、未発表の次期型『A3』をベースとしているが、より広いフェンダーとアグレッシブなフロントバンパーが高性能モデルであることを主張する。また新LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、ハニカムメッシュのワイドグリル、再設計された大口コーナーエアインテーク、スポイラー、ディフューザー、テールライト、さらに楕円形の大型ツインエキゾーストパイプなど、「RS」ならではの装備も確認できる。
足回りにはワイドなロープロファイルタイヤ、大型のレッドブレーキキャリパーを備えるフロントブレーキローターを装備し、市販へ向けた準備が完了しているようだ。
キャビン内はA3とほぼ同様のインテリアが予想される。インストルメントクラスタを囲むランボルギーニ風のレジスターが装備され、ダッシュボードには新しいインフォテイメントスクリーンが追加されそうだ。さらにセンターコンソールにはDGSトランスミッション用のコンパクトなギアセレクター、プッシュ式スターターを含むいくつかのコントローラーを搭載、スマートフォン用のワイヤレス充電パット、さらに奥にはパーキングブレーキボタンなどが設置される。
パワートレインは、2.5リットル直列5気筒TFSIエンジンを搭載、最高出力は『AMG A45S』の421psを凌ぐ430psとも噂されている。