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三菱の新型軽スーパーハイトワゴン、車名は『eKクロススペース』&『eKスペース』に…東京オートサロン2020
三菱自動車は1月10日、今春発売予定の新型軽スーパーハイトワゴンの車名を決定、クロスオーバーモデルを『eKクロススペース』、標準モデルを『eKスペース』とした。
両モデルは、2019年3月に発売した『eKクロス』『eKワゴン』に続き、三菱自動車と日産自動車の合弁会社であるNMKVが企画・開発マネジメントした新型軽自動車の第2弾。1月10日に開幕した「東京オートサロン2020」に参考出品している。
新型eKクロス スペース/eKスペースは、「SMILES & FREESTYLE」をテーマとしたデザイン、軽スーパーハイトワゴンならではの広々とした快適な居住空間を実現し、同カテゴリーに求められる性能と機能を盛り込んだ、三菱自動車らしさを追求した新型軽スーパーハイトワゴンだ。
クロスオーバーモデルのeKクロス スペースは、フロントフェイスに三菱自動車のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」をeKクロスに続き採用。水平垂直基調のバンパーやグリルにより、SUVらしい力強さと安定感を表現した。また、前方から後方に向かって伸びる彫刻的で立体感のあるキャラクターラインにより、前後に突き抜ける勢いのある骨格の強さを表現。タイヤを車体の四隅に配し、それを包み込むバンパーサイドへとつながるフェンダーにより、しっかりと路面をつかんで踏ん張るイメージを強調した。
また、フローティングルーフやベルトラインから繋がるリヤで上部に切れ上がるジェットフィンピラー(Dピラー)を採用。薄く滑らかなキャビンを表現しつつ、力強く厚いボディとのコントラストにより、キビキビとした走りを想起させるサイドビューとした。また、サイドシルガーニッシュとホイールアーチをブラックとし、前後バンパー下部のスキッドプレート形状部をシルバーとすることで、SUVらしさを強調した。
標準モデルのeKスペースは、フロントフェイスを開口部の少ないボディ同色のグリルでしっかりと丁寧に作り込み、品質感を表現。ヘッドランプからボディサイドへと連続するキャラクターラインにより、一体感があり伸びやかでスタイリッシュなデザインとしている。
両モデルとも、小さな子どものいる家族での使用を想定して、リヤスライドドアの開口幅、リヤシートのスライド量、後席足元の広さをクラストップレベルとし、後席の居住性を最大化。また、室内の空気を循環させるプラズマクラスター付リヤサーキュレーターを設定し、後席での快適性も高めている。さらに、従来車からホイールベースを延長することで、いっそう広々とした快適な居住空間を実現。後席の足元空間も拡大し、前席を一番後ろに下げた状態でも余裕のある空間を確保している。
パワーユニットは、ハイブリッドシステムを採用する自然吸気エンジンとターボエンジンを設定し、CVTと組み合わせることで、力強く滑らかな加速性能と優れた燃費性能を両立している。ターボエンジン搭載車には、パドルシフトも採用。ステアリングの操舵力とショックアブソーバーの減衰力を最適化することで、低速時はキビキビと軽快な、高速時はしっかりと安定したハンドリング性能を実現した。
また、日本国内では三菱自動車初となる「ヒルディセントコントロール」を搭載。急な下り坂でも安心してハンドル操作に集中できる。さらに、高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット」や、衝突被害軽減ブレーキシステム、踏み間違い衝突防止アシストなど「サポカーSワイド」に該当する予防安全技術「e-Assist」を採用することで、ドライバーの負担を軽減する。