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BMWの最小電動SUVは『iX2』! PHEVとの差別化は…スクープ

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BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV『X2』のフルEV版『iX2』(仮称)市販型プロトタイプを、カメラが初めて捉えた。

厳冬のスウェーデンでキャッチした開発車両は、PHEV版『X2 xDrive 25』テスト車両と同様にフロントには丸いフォグランプのステッカーが貼られている。しかし市販型ではヘッドライトと統合される可能性があり、最終的にはシンプルなフロントエンドに仕上げられそうだ。

フロントフェンダーと右側クォーターパネルに2つの充電ポートを装備しているが、生産型ではフロントの充電ポートは削除される可能性が高い。サイドには「Electric Test Vehicle」のステッカーが貼られているほか、フェイクのエキゾーストパイプも見てとれる。市販型ではPHEV版とかなり近いデザインとなるだろう。

パワートレインの詳細は現時点で入手出来ていないが、『i4』や『iX3』に搭載される第5世代ドライブトレイン「eDrive」の採用が予想される。この最新世代テクノロジーは、電気モーターをはじめトランスミッションなどを一体設計し、電動密度を大幅に向上させている。

70kWhのリチウムイオンバッテリーパックとモーターを搭載し、航続距離はWLTPモードで500km以上と見られる。急速充電により100km走行分の充電を約6分で完了する。

iX2市販型のワールドプレミアは、2020年のPHEV発表に続いて、2021年が有力だ。