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マセラティ、新型ミッドシップスポーツの路上テスト開始 自社開発の新エンジン搭載
マセラティは、自社開発の新エンジンを搭載した新型ミッドシップスポーツカーのテスト風景を公開した。
公開した画像には、11月20日、カモフラージュを施されたミュールカー(開発試作車両)が、イタリア・ミラノの本社ゲートを出発する模様が収められている。
マセラティは2020年5月、モデナで新型車を初公開すると予告しているが、その一方で、これまでマセラティにV6/V8エンジンを供給してきたフェラーリは、2021年から2022年をめどにエンジン供給をストップすることを表明している。
マセラティによると、ミュールカー中央には、自社開発第1弾となる新エンジンを搭載。開発から組み上げまで、すべてを自社で行った新パワートレインは、革新的な燃焼システムを備えるという。このミュールカーの路上テストデータは、マセラティ・イノベーション・ラボにある最先端のドライビングシミュレーターからの数値と統合され、数々の調整を経て、最終的なボディワークと機構を備えたプロトタイプへと仕上げられていく。