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VWグループ、研究開発部門を再編…電動化や自動運転を促進
フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は9月24日、研究開発部門を「フォルクスワーゲングループ・イノベーション」に再編すると発表した。
今回の再編は、グローバルで革新的なモビリティサービスプロバイダーになるための大きなステップになるという。フォルクスワーゲングループ・イノベーションでは、欧州、アジア、米国の研究開発センターを再編成し、グループのイノベーション活動を集約する。これにより、研究開発体制を強化する。
具体的には、米国カリフォルニア、欧州、アジアの研究開発センターでのすべての研究とイノベーション活動は、フォルクスワーゲングループイノベーションの傘下にまとめられる。フォルクスワーゲングループによると、電動モビリティにおける主導的役割を、さらに強化するための重要な戦略的ステップになるという。
フォルクスワーゲングループは、自動運転、人工知能(AI)、固体バッテリー、燃料電池システム、拡張現実(AR)、ホログラフィーなど、グループの中期戦略目標「TOGETHER 2025+」を達成するための持続可能なイノベーション活動を促進していく、としている。