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フロントマスクが変わる…BMW 5シリーズセダン が2020年にマイナーチェンジ
BMWのミドルクラス・4ドアサルーン『5シリーズセダン』改良新型プロトタイプを、「ツーリング」に続いてカメラが初めて捉えた。
キャッチした車両は、フロントドアとリアバンパーに貼られた「Hybrid Test Vehicle」のステッカーからハイブリッドモデルであることがわかる。BMWは、7月にPHEV『530e』の改良新型を欧州で発売予定だが、新たに『545e xDrive』の設定が噂されている。
これは『7シリーズ』に新たに設定されたPHEV、『745e』のパワートレインの流用だ。745eは往来の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターではなく、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを軸にした新たなPHEVシステムとなる。システム合計出力は389psを発揮するが、新たに加わる「545e xDrive」では微調整され、最高出力375psが予想される。
エクステリアでは、LEDデイタイムランニングライトがワイドに広がっており、『3シリーズ』新型に似たデザインが予想される。またキドニーグリルが大型化されるほか、エアインテークを含むバンパーを刷新し、よりスポーティで存在感のあるフロントマスクとなるだろう。リアエンドでは、バンパー、テールライトのグラフィックも再設計されるはずだ。
またこの開発車両がブルーブレーキキャリパーを装着していることや、フロントフェンダー下に貼られた黒いテープの下にはMバッジが付くと予想されることから、「Mスポーツモデル」である可能性が高い。キャビン内では、最新のデジタルインストゥルメントクラスターとiDriveインフォテインメントシステムの搭載が期待されており、おそらく5シリーズLCIの全ラインナップに実装される可能性が高い。
5シリーズセダンのワールドプレミアは、最速でも2020年前半と見られる。