注目の自動車ニュース
キャデラック最量販モデル「XT5」、改良モデルはどこまで進化する? 自動運転も
キャデラックのミドルサイズ・クロスオーバーSUV『XT5』(日本名:XT5クロスオーバー)改良モデルの開発車両を、スクープ班のカメラが捉えた。新たにブラックメッシュのアッパーグリルを装着した改良型は、よりスポーティなルックスを手に入れるようだ。
改良モデルでは、新グラフィックのヘッドライトや、フロントバンパーに僅かに大きなコーナーエアインレットを装備するが、フロント及びリアバンパーなど外観上の変更は最小限に抑えられる。しかし技術面では大きな進化を見せる。
その一つが同ブランドの完全ハンズフリードライビングシステム「スーパークルーズ」の搭載だ。特定の道路でハンズフリー走行を可能にする。さらにパワートレインには、最高出力310ps以上を発揮する2リットル直列4気筒ターボエンジンの搭載、そして9速ATと組み合わせられることが予想される。さらに中国市場で既に設定されているマイルドハイブリッドも期待されている。
室内では、音声認識機能とNFC(近距離無線通信)機能が強化され、最新世代のインフォテインメントシステムが追加されるとレポートされている。
ワールドワイドで見ればXT5の需要は堅調に推移しており、売上高は昨年比10%増加、同ブランドのベストセラーモデルへと成長。フェイスリフトでその地位を確固たるものとする構えだ。
ワールドプレミアは、2019年内のモーターショーと予想されている。