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埼玉工大、自動運転の全学的な研究組織を新設 私大で初
埼玉工業大学は5月30日、私立大学で初となる自動運転技術の全学的な研究組織として「自動運転技術開発センター」を設立し自動運転技術の実用化に向けた研究・開発を強化すると発表した。
自動運転技術開発センターは、学長直轄の研究組織として大学の全面的な協力・支援のもと、産学官連携で自動運転技術を研究・開発する。
センターには、和田正義特任客員教授、大山航教授、山崎隆治教授、服部聖彦准教授など、ロボットやAI(人工知能)分野を専門とする研究者も参画し、工学部情報システム学科の渡部大志教授がセンター長として活動を統括する。
センターでは、自動運転機能を持つ福祉車両開発や、AIを活用した自動運転技術の研究、自動運転を題材にした実践的なAI教育などの課題に取り組む予定で、自動運転バスの開発も手がける。
埼工大の自動運転の研究は2016年に発足した次世代自動車プロジェクトチームがスタートした。