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アセントと日本マイクロソフト、クラウドを活用した自動運転テクノロジー開発で協業

AIソフトウェア開発のアセントロボティクスと日本マイクロソフトは5月29日、自動運転テクノロジー開発に向けて協業、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure」を活用することで合意したと発表した。

アセントの自動運転向けAIソフトウェア開発では、独自技術を活用することで、路上での試験走行不要でAIエージェントの学習ができるため、その開発は国内外問わず展開できる。今回の協業では、マイクロソフトのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」にアセントが参加し、Azureを活用した技術開発を進める。

今回、アセントは、マイクロソフトが世界54リージョンで展開するAzureのグローバルスケーラビリティや、90以上のセキュリティ認証、データプライバシーの取扱い、およびAzure上で提供される幅広いAIやIoTサービスを自動運転テクノロジーの開発プラットフォームとして評価。自社の自動運転向けAI学習環境にて、Azureの活用を拡大していく方針を固めた。

自動運転システムの世界市場は、今後も拡張する見込みだ。アセントはAIソフトウェア開発により、都市化による交通問題や高齢化による人材不足などの課題解決への貢献を目指す。一方、日本マイクロソフトは、米国マイクロソフトの自動運転担当部門による技術支援や、案件のビジネス化支援などを行うことで、アセントが目指す完全自動運転テクノロジーの実用化を支援する。