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アウディ R8 次期型、パワートレインは電動化も含めて検討へ
アウディは、ドイツで開催した年次株主総会において、次期『R8』(Audi R8)のパワートレインを、電動化も含めて検討すると発表した。
R8は、アウディのフラッグシップスポーツカーだ。現行R8は2世代目モデルで2015年春、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2015で発表された。ボディタイプは、クーペとスパイダーの2種類が設定されている。
最新モデルでは、トップグレードの「R8 V10パフォーマンス クワトロ」の最大出力が、610hpから620hpへ10hp向上。最大トルクは57.1kgmから59.1kgmへ、2kgm引き上げられた。0~100km/h加速は、クーペが3.1秒、スパイダーは3.2秒。最高速は、クーペが331km/h、スパイダーは329km/hの性能を発揮する。
アウディは、このR8の次期型のパワートレインについて、電動化も含めて検討すると発表した。アウディ取締役会のブラム・ショット会長は、「次期R8のパワートレインに、内燃機関は必要なのか。また、R8自体が、アウディの今後のビジョンに合っているのか。我々は議論して、その答えを導く」と語っている。