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三菱 L200 新型に「eスポーツコンセプト」、太陽電池がゲーム用電力を供給
三菱自動車の欧州部門は5月3~5日、英国で開催された総合馬術競技大会「バドミントンホーストライアルズ」において、新型『L200』(Mitsubishi L200)のワンオフモデルを初公開した。
L200は、アジアなどでは『トライトン』(Mitsubishi Triton)として販売されている1トンピックアップトラックだ。新型では、「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」というコンセプトと、歴代モデルの開発思想の「Engineered Beyond Tough」を掲げる。新世代の「ダイナミックシールド」フロントデザインコンセプトを採用した力強いデザイン、オフロードでの走破性を向上させた4WDシステム、先進の予防安全&運転支援技術の採用などが特徴になる。
三菱自動車の欧州部門は今回、この新型L200のワンオフモデルを初公開した。車名は「eスポーツコンセプト」。英国の三菱ディーラーで競う「Truck King Battle」において、最優秀賞に輝いたアイデアを実車化したワンオフモデルだ。
新型L200のeスポーツコンセプトは、「eスポーツ」をテーマに、カスタマイズを行う。eスポーツは、電子機器を使用したスポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称だ。
新型L200のeスポーツコンセプトには、車内に24インチの大画面モニターとゲーム機器を設置するために、荷台部分をハイルーフに改造した。専用のシートや照明とともに、コーヒーマシン付きの軽食バーとハイパワーオーディオシステムも装備された。足元には、オフロードタイヤとホイールを装着。ルーフには太陽電池が搭載されており、ゲームシステムに電力を供給する。