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クライスラー『PTクルーザー』が16年ぶり復活!? BEVになる可能性、上層部も示唆

  • 《Nikita Chuicko/KOLESA RU/APOLLO》
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  • 《photo by Chrysler》
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クライスラーがかつて販売していた大人気モデル、『PTクルーザー』がBEVとして復活するという情報を入手、予想CGを完成させた。クライスラーのデザイン責任者であるルー・サスホール氏が、SNSに「PTクルーザーをこれまで以上に時代に合った形で復活させる」と投稿したのだ。

レトロ&モダンをコンセプトに開発されたPTクルーザーは、1999年に発売された。その個性的なデザインで日本でも大きな反響を呼び大人気となったが、第2世代が登場することなく、2010年に惜しまれつつも生産終了となった。

サスホール氏は、「新世代PTクルーザーEVは300マイル(482km)の航続と環境に優しい技術を備え、過去へのノスタルジックなオマージュを添えながら、電気自動車市場へ大胆に参入することを目指している」と述べる。

デザインについては「オリジナルモデルの一世を風靡した特徴的なデザイン要素を継承しつつ、機能性と性能の両方を向上させる現代的なアップデートが施される。丸みを帯びたエッジを持つ、洗練された空力ボディを特徴とする」と続け、さらに「LEDヘッドライト、長距離走行を可能にする電動パワートレイン、そして豊富なカスタマイズオプションを備えてる」と発言している。

量産型は、ステランティスのEV専用「E-CMP」プラットフォームを採用、シトロエン『E-C4 ELECTRIC』とスペックを共有すると見られる。もしそれが実現するなら、最高出力136PS、最大トルク260Nmの駆動用モーターをフロントアクスルに搭載し、50kWの駆動用リチウムイオンバッテリー積むことになるだろう。

幹部の発言に新型車ウォッチャーは盛り上がっているが、PTクルーザーEVの登場は最速で2026年と予想される。