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まるで4ドアクーペ…メルセデスベンツ Sクラス 次期型、シルエットが露出
メルセデスベンツ『Sクラス』の次期型プロトタイプをカメラが捉えた。1972年にデビュー以来、47年に渡り同ブランドの顔として君臨しているモデルに、革新的フルモデルチェンジが行われる。
「MRA」プラットフォームをベースにした全く新しいSクラスは、ボンネットフード、ドアパネル、Dピラーなどにまとっていたパット入りのカモフラージュが外され、洗礼された、まるで4ドアクーペのようなボディシルエットが初めて露出した。
細部はまだ隠されているが、新DRLを装備するフルマトリックス・ヘッドライトを装着し、リアエンドには、『CLS』に似たダイナミック・ターンシグナルを備えるLEDテールライトの一部が見てとれるほか、ポップアップドアハンドルも初めて見ることができた。
コックピットには、テスラ風の縦型タッチスクリーンを装備し、運転モードをはじめ、車の多くの機能を制御する。安全技術では、「Distronic Active Proximity Control」と「Active Steer Assist」の進化バージョンを搭載し、「レベル3」自動運転の導入が予想されている。
パワートレインは、直列6気筒ディーゼルターボやV型6気筒ツインターボのほか、2.9リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジン+電気モーターを搭載するPHEVモデルなどをラインアップし、EV走行だけで62マイル(約100km)の航続が期待されている。さらにSクラスの「MRA」アーキテクチャと異なる、新しい「MEA」プラットフォームを採用するオールエレクトリックモデル『EQ S』の登場も濃厚だ。
Sクラス次期型の登場は2020年内となるだろう。