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200万円台で日本導入も!? ホンダ『ブリオ』次期型は電動化&SUV化
ホンダがアジア新興国で生産・販売する5ドアハッチバック、『ブリオ』次期型の情報を入手したので、スクープ班がさっそく予想CGを制作した。『フィット』との差異化が深化すれば、日本市場導入の可能性も見えてくる。
初代ブリオは、2代目フィットをベースに開発され2011年にデビュー、タイ、インド、ブラジル市場などで販売され、2011年には、タイ市場で4ドアセダンバージョンとなる「ブリオ・アメイズ」が導入された。第2世代は2018年にデビュー、2023年5月には大幅改良が行なわれた。インドネシア市場では、ホンダが2023年新車販売台数で、トヨタ、ダイハツに次ぐ3番目のシェアを獲得するのに貢献している。
おなじみTheottle氏が提供してくれたブリオ次期型の予想CGは、グリルが拡大、ヘッドライト内部には、鋭いLEDデイタイムランニングライトが上部に配置され、よりシャープなアウトラインが印象的だ。後部では、テールライトがスリムになり、ユニット内部にはスポーティなグラフィックを配置、ナンバープレート付近までワイド化された。下部にはスキッドプレートを装備、『WR-V』顔なこともあって、ベーシックなハッチバックだったのがSUV色を強めた。
ブリオは、ホンダの「最小かつ最安価」なコンパクトカーとして存在。全長3610mmと小型で、エントリーグレードの価格はインドネシア市場で日本円換算約190万円から、最上位「RS」でも220万円という低価格。その価格でも、上品かつスポーティなエクステリア、ハイクオリティな室内空間が魅力となっている。
パワートレインは最高出力90ps、最大トルク119Nmを発揮する1.2リットル直列4気筒エンジンを搭載、これに5速MTとCTVが組み合わされている。次期型ではなんらかのハイブリッドシステムを採用すると見られるが、競争激しいインドネシア市場では、電動化でも「RS」が200万円台をキープする予想される。
現行型でもブリオの日本市場導入を希望する声は多かった。新型になってその可能性はあるのだろうか? 現行の5ドアハッチバックは、日本でフィットとかぶるため導入の可能性は低い。しかしコンパクトSUVに進化すればどうだろう? 実現した場合、フィットを上回るコスパにも期待できる。