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アウディ『Q7』、米IIHSで最高の安全性評価「トップセーフティピックプラス」

  • 《photo by Audi》
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アウディの米国部門は、大型SUV『Q7』の2025年モデルが、米国道路安全保険協会(IIHS)の最高安全評価「トップセーフティピックプラス」を獲得したと発表した。これは、IIHSが2025年に導入した、より厳格な安全基準をクリアしたことを示している。

新基準では、特に後部座席の乗員安全性に焦点が当てられた。IIHSの中規模オーバーラップ前面衝突試験において、運転席後方の2列目シートに小柄な乗員を想定したダミーを配置し、後部座席乗員に多く見られる傷害を評価する新たな指標が導入された。Q7はこの新しいテストで最高評価の「良好」を獲得している。

この基準変更により、トップセーフティピックプラスの獲得車種数は前年比32%減少した。そのような中でQ7が最高評価を獲得したことは、同車の安全性能の高さを示すものといえる。

Q7は標準装備の安全機能も充実している。衝突前に車両を準備する「アウディプレセンスベーシック」、前方の危険を警告する「アウディプレセンスフロント」、死角監視の「アウディサイドアシスト」、車線逸脱警告システムなどが搭載されている。

さらに、オプションで交差点での衝突回避を支援する「インターセクションアシスト」や、車両周囲360度の映像を表示する「トップビューカメラシステム」なども用意されている。