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トヨタ『ランドクルーザー300』インド版が登場!グレードは「GR-S」と「ZX」の2つのみ

  • 《photo by Toyota》
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トヨタ自動車のインド部門は、『ランドクルーザー300』の予約受付を開始したと発表した。70年以上の伝統を受け継ぐランドクルーザー300は、トヨタの技術力の粋を集めた究極の表現であり、高級志向のユーザーとオフロード愛好家の期待に応える一台となっている。

比類なき信頼性、圧倒的な存在感、そして優れた性能で知られるランドクルーザー300は、トヨタのグローバルラインナップにおけるフラッグシップSUVだ。最新モデルは革新的な新プラットフォーム、先進的なパワートレイン、最先端の安全機能、そして豪華なインテリアを組み合わせ、贅沢さ、強さ、オフロードでの卓越性を融合させている。

インド仕様は、「ZX」と「GR-S」の2つのグレードで展開される。ツインターボV6エンジンを搭載し、前モデルと比較して効率性の向上、高トルク出力、燃費の改善を実現している。10速オートマチックトランスミッション(AT)と組み合わされ、スムーズな加速と最適化されたパワー伝達を提供し「あらゆるドライブを刺激的な体験に変える」という。

TNGA-Fプラットフォームを採用し、ラダーフレーム構造を持つランドクルーザー300は、大幅な軽量化を実現しながら、剛性と機動性を向上させている。トヨタのAWD統合管理(AIM)システムがリアルタイムで路面状況に適応し、優れた安定性とコントロール性を確保する。

オフロード愛好家向けには、マルチテレインセレクト(MTS)やマルチテレインモニターが搭載され、砂、泥、雪、岩場などの走破時に精密な制御とガイダンスを提供する。さらにGR-Sグレードには、オフロード用にチューニングされたサスペンションが装備され、デファレンシャルロックや改良されたショックアブソーバーにより、極限条件下でも容易に走破できる。

外観デザインは、ランドクルーザーの特徴的な筋肉質なスタンスを維持しつつ、より大胆なグリル、彫刻的なバンパー、スリークでありながらよりアグレッシブなスタイリング要素で再定義されている。どんな地形でも印象的な存在感を放つよう設計され、高い最低地上高と緻密に設計されたボディ構造が、その伝説的な走破性を裏付けている。

内装は、高品質のレザーアップホルステリー、ソフトタッチ素材、エレガントなトリムフィニッシュで包まれ、洗練された雰囲気を醸し出している。運転席中心のコックピットは、デジタルインストルメントクラスターと先進的なインフォテインメントシステムを備え、直感的なレイアウトで設計されている。

ランドクルーザー300は、プレシャスホワイトパールとアティチュードブラックの2色のカラーオプションで展開される。内装は、GR-Sグレードでは2つのオプション(GRSブラック、ブラック&ダークレッド)が用意され、ZXグレードではニュートラルベージュとブラックの2つの洗練されたカラーオプションが提供される。

最新技術の搭載により、31.24cmのタッチスクリーンインフォテインメントシステムやApple CarPlayとAndroid Autoとの連携、JBLプレミアム14スピーカーオーディオシステムなど、高度な接続性と利便性を実現している。さらに、トヨタのi-Connectテレマティクスシステムにより、車両診断、ロック/アンロック機能、リアルタイム追跡などのリモートアクセスが可能となっている。