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メルセデスベンツ『Cクラス』が激変する…新型の最終デザインをスッパ抜き!
メルセデスベンツは現在、2025年後半のワールドプレミアをめざし、『Cクラス・セダン/ステーションワゴン』改良新型を開発中だが、その最終デザインをスッパ抜いた。Cクラス改良新型のワールドプレミアは早ければ2025年内、最新情報では2026年とも伝えられている。
Cクラスの歴史は、『190』シリーズ(W201)の後継として1993年にデビューした「W202」まで遡る。それ以来、Cクラスは数世代を経て、現在は2021年2月に発表された5代目が生産ラインに乗っており、さらなる高みをめざしてモデルライフ中期のフェイスリフトが行なわれる。
スクープ班ではプロトタイプを何度か捉えていたが、リアセクションの変更は着手されておらず、現行モデルのままだった。最新情報に基づき、CGによってリアのデザインも明らかにした。
改良新型のハイライトは、デイタイムランニングライトと方向指示器の両方として機能するLEDスリーポインテッドスターだ。各ヘッドライトユニットにはその要素が1つずつ含まれる。ちなみにフラッグシップの『Sクラス』は、リスタイリング後にこの星を片側2個ずつ獲得すると予想されている。Cクラス改良新型では、大型化されたラジエーターグリルも予想される。CGは、最新世代の『Eクラス』のスタイルで新設計される可能性を予想した。
もうひとつの興味深いディテールはサイドミラーだ。近年のアップデートでは変更された例がなかったが、Cクラス改良新型には、2010年代初頭のメルセデスを彷彿とさせるC字型の方向指示器を備えたサイドミラーが装備される可能性があるという。そして今回始めて視覚化されたテールライト内部には、ヘッドライトに似た星型の要素が組み込まれている。
プラットフォームは、現行のCクラスは「モジュラーMRA」をベースにしており、これは最新世代のSクラスを含む多くのメルセデスで使用されている。Cクラス改良新型の技術的な変更についてまだ確認された情報はないが、パワートレインについては、ガソリンとディーゼルの直列4気筒エンジンの幅広いラインナップが維持され、新開発のハイブリッドが登場する可能性があると噂されている。
最も興味深いアップデートは、ラインナップ最上位モデルのメルセデスAMG『C63』」に搭載されるパワープラントかもしれない。現在の直4に代わってV8が復活すると見られている。