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三菱『アウトランダー』、日本にない内燃エンジン車が大幅改良…2月24日北米デビューへ

  • 《photo by Mitsubishi Motors》
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三菱自動車の北米部門は、主力SUV『アウトランダー』改良新型のティザー写真を公開し、価格を発表した。FF駆動のESグレードで、2万9645ドル(約458万円)からとなっている。

アウトランダーは、日本仕様はPHEVのみ。一方、北米ではPHEVと内燃エンジン車が用意される。今回、日本仕様にはない内燃エンジン車が、大幅改良を受ける。エンジンは2.5リットル4気筒で、8速スポーツモード付きCVTと組み合わされる。

改良新型アウトランダーは、デザインの刷新や走行性能の向上など、マイナーチェンジによる大幅な改良が施されている。2月24日に写真を含めた詳細が発表される予定だ。

内装では、高級感のある素材の採用や防音材の追加により、走行時のロードノイズを0.5dB以上、全体的な遮音性を約6dB向上させている。カップホルダーの配置や大きさの見直し、ワイヤレス充電エリアの機能性向上、センターコンソールの拡大など、使い勝手も改善されている。

走行性能面では、パワーステアリングシステムの再調整により、より正確なステアリングフィールを実現。さらにスプリング、ショックアブソーバー、スタビライザーバーの再調整により、運転の安定性が向上している。

三菱自動車は、この改良モデルでは細部へのこだわりと、ドライバーや乗員の体験向上に重点を置いた、としている。アウトランダーは2021年のモデルチェンジ以降、米国での販売記録を更新し続けており、2024年には過去最高の年間販売実績を達成している。